恩徳寺で針供養
畳針に日頃の感謝を込める
2月8日は針供養の日です。
南箕輪村の恩徳寺では、畳針に日頃の感謝を込める針供養が行われました。
8日は、県畳商工組合上伊那支部の組合員ら9人が集まりました。
針供養は、折れたり曲がったりして使えなくなった針に、感謝の気持ちを込め行われるものです。
恩徳寺では、40年前の昭和46年に、当時の組合員によって針塚の供養塔が建立されました。
以来毎年2月8日に、針供養を行っています。
組合員らは、長年畳を縫う際に使用した畳針を、豆腐にさして供養していきました。
県畳商工組合上伊那支部の小松正一支部長は「40年前は60人いた組合員も12人となってしまったが、畳の良さを再認識してもらい、今後も絶やさぬように作り続けたい」と話していました。