高遠町伝統 だるま市
伊那市高遠町伝統のだるま市が、11日、鉾持神社参道などで開かれ、縁起物のだるまを買い求める人達で賑わっていました。
だるま市は、400年前から続いていると言われていて、毎年、五穀豊穣を祈る、鉾持神社の祈年祭に合わせ開かれています。
参道や高遠町商店街には、およそ70の露店が軒を連ね、大小さまざまなだるまが並びました。
きのうは、朝から雪が降るあいにくの天候となりましが、訪れた人達は、だるまの顔や大きさ等を吟味し、値段交渉を楽しみながらだるまを買い求めていました。
中には、自宅の他に、親戚等に配る為に、いくつもだるまを買い求める人もいて、参道周辺は活気に満ちていました。
訪れた人は「毎年の事。新しいだるまを買ってやっと年が明けた感じがします。」と話していました。
ある露天商は、「雪が降った日は、ふりこむと言い、縁起がいい日。だるまのご利益で、今年一年良い年にしてほしい」と話していました。