西天竜用水路の歴史について学ぶ講座
「近代遺産西天龍」
西天竜用水路の歴史について学ぶ講座「近代遺産西天龍」が13日、箕輪町郷土博物館で開かれました。
講座には、地元住民などおよそ20人が参加しました。
講座は、地域の歴史を学んでもらおうと箕輪町郷土博物館が開いたもので、今回で2回目です。
13日は箕輪町郷土博物館の学芸員、有賀一治さんが講師を務め、西天竜用水路の歴史などについて話しました。
有賀さんは、当時の人の暮らしぶりについて「西天がなかったころは雑穀類の生産や養蚕業を営んでいた」と話しました。
大正11年に幹線水路工事が行われ、財政難などを乗り越え7年かけて完成させると「開田工事が進み、米づくりをする農家が増えていった」と説明しました。
箕輪町郷土博物館では、来月13日に3回目の講座を開く予定です。