天竜川水系で渓流釣り解禁
天竜川水系で16日から、渓流釣りが解禁となり、愛好家が釣りを楽しんでいました。
渓流釣りが解禁となった16日伊那市の小沢川では、早朝から釣り人が、糸を垂らしていました。
天竜川漁業協同組合では解禁に向け、アマゴの成魚およそ500キロ分を放流してきました。
16日の伊那市の朝の水温は、低いところで0度まで下がり垂らした糸が氷るなど釣り人も苦労しているようでした。
天竜川漁協によりますと、この冬、雪が少なかったことから河川の水量は少なめでしたが、ここ数日の降雪で水量が回復したということです。
また雪の影響で上流に入るのは厳しく、中流から下流に生息するアマゴが狙い目だということです。
水温が低かったことから全体に釣果は思わしくなかったということですが、朝6時から3時間ほどの間に8匹を釣り上げた人もいました。
天竜川漁協では、渓流釣りのシーズンにあわせ、アマゴやイワナの放流を計画していて、「マナーを守り、釣りを楽しんでもらいたい」と話しています。