(株)TBMに展示用のローター設置
本社を宮田村におく株式会社TBMの伊那工場に16日、展示用のローターが設置されました。
16日は、伊那市西箕輪羽広の伊那インター工業団地にあるTBM伊那工場で展示用ローターの除幕式が行われました。
除幕式にはTBMの山田益社長をはじめ、関連会社などからおよそ50人が集まり、展示用ローターの設置を祝いました。
ローターは火力発電に使われる機械で熱エネルギーを回転エネルギーに変える役割を果たします。
TBMでは、ローターの部品で羽根の部分のタービンブレードを製造しています。
展示されたローターは30年ほど実際に使われていたもので、新しい物と交換した際、TBMが譲り受けました。
ローターは、重さおよそ30トン、長さは7メートルで、500度以上の熱に耐えることができるということです。
TBMでは、学生など会社見学に訪れた人たちに自社製品について説明する際、このローターを活用していきたいと話しています。