上伊那農業高校合同課題研究発表会
上伊那農業高校の3年生による課題研究発表会が17日、伊那市のいなっせで開かれました。
課題研究は学習科目の一つで、上伊那農業高校では3年生が、個人やグループでそれぞれ課題を決めて1年間研究しています。
研究発表会は、去年から4つの学科合同で行っていて、この日は3年生全員と学校職員などおよそ200人が参加しました。
課題は、栽培した花を使った文字作り、文書デザインのマニュアル制作などで、11のグループが発表しました。
このうち生産環境科環境コースの生徒は、帰化植物の種類や帰化率の調査について発表しました。
調査は、去年の5月から11月にかけて学校敷地内などで行われました。
その結果、シロツメクサとセイヨウタンポポが極端に多く、季節に関係なく生えていたことなどを報告していました。
教諭の一人は、「各学科の特色にあった研究をしてきた。高校3年間の集大成になったと思う」と話していました。