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南箕輪村平成23年度当初予算案発表

過去最大の大型予算 一般会計51億4,000万円

南箕輪村平成23年度当初予算案発表

 南箕輪村は、平成23年度当初予算案を18日に発表しました。
 一般会計の総額は、過去最大の51億4千万円で、今年度に比べ2億6,900万円増、率にして5.5%増となる大型の予算案となっています。
 記者会見で唐木村長は、健全財政を維持しつつ、住民生活優先を心がけた共生の村づくり第1歩の予算と位置づけました。
 当初予算ベースで、50億を超えたのは、村民センター・図書館の建設があった平成4年度以来です。
 歳入のうち、村税は、今年度比2.5%、4,900万円増となる19億8,000万円を見込んでいます。
 このうち法人村民税は、緩やかな景気の回復により、今年度比77.8%、7,000万円の大幅増を見込んで1億6,000万円、一方、個人村民税は、5.5%、3,600万円減の6億1,900万円を見込んでいます。
 地方交付税は、国の経済対策などで、7.6%、8,000万円増の11億3,000万円を見込んでいます。
 歳出では、主な新規事業として、重度障害者の親子や、発達障害の保育園児が通う療育施設の建設に2億円、買い物弱者対策として、小型の循環バスを2台新規に購入し、隣接する箕輪町の商業エリアまで運行する総合交通対策事業に3,000万円、切捨て間伐を減らすため、間伐材の搬出に対して補助する里山整備事業に360万円などを盛っています。
 また、23年度は、予算0事業として、全職員を村内全てのとなり組に派遣して、協働・共助の大切さを訴えるコミュニティーの再生事業にも取り組みます。
 南箕輪村の平成23年度当初予算案は、3月の定例村議会に提出されます。

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