「ふるさとこよなく」田楽座公演
伊那市富県の歌舞劇団田楽座の公演「ふるさとこよなく」が20日、伊那市の伊那文化会館で行われました。
公演「ふるさとこよなく」は、芝居仕立ての作品と民俗芸能の2部構成で行われました。
1部は、田楽座の公演でおよそ30年ぶりとなる芝居仕立ての作品で、1人のおじいさんの祭りに対する思いを描いています。
おじいさんの語りと共に、新春から冬へと季節を追って人々の暮らしを描き、日本各地の神楽や盆踊りなどが演じられました。
観客が舞台に上がり、一緒に田植えの真似をする場面もあり、会場を沸かせていました。
会場にはおよそ千人が訪れ、公演に見入っていました。
今回の公演は、実行委員会「田楽座を応援するってもんずらの会」が行ったものです。
開演前には、公演を成功させようと、法被姿の会員が入場案内や会場整理などを行いました。
会員は上伊那を中心とした有志およそ50人で、同日は30人ほどがスタッフとして陰から公演を支えていました。