伊那市西春近の白山社本殿と上牧の八幡宮本殿が伊那市指定有形文化財に
伊那市教育委員会は22日、伊那市西春近の白山社本殿と上牧の八幡宮本殿を伊那市指定有形文化財とすることを承認しました。
白山社本殿は、この地域で当時活躍していた大工、立川内匠正源冨重が1863年に建てたものです。
立川流直系の建築物として確認できる数少ない神社で、当時の神社建築を知る上で文化財的な価値があるとして指定されることになりました。
八幡宮本殿は、立川流の弟子、小口直四郎により建築された建物です。
これも同じく、当時の神社建築の指標になる価値があるとして、指定されることになりました。
これにより、伊那市の指定有形文化財は、128となりました。