旧井澤家住宅で雛人形を展示
伊那市西町の旧井澤家住宅では、雛人形が展示されています。
雛人形の展示は、旧井澤家住宅を管理している、伊那部宿を考える会が、毎年この時期に開いているものです。
会場には、江戸時代から昭和にかけての雛人形およそ100体が並んでいます。
飾られている人形は考える会会員のほか、一般から寄せられたものです。
江戸末期につくられたという押し絵雛は、庶民のあいだで広まったとされていますが、今では残っている数も少なく貴重なものだということです。
他には昭和10年代のものとされている、御殿飾り雛も展示されています。
貴族の暮らしを再現した雛飾りといわれていて、人形とともに御殿の華やかさも見どころなっています。
雛人形の展示は3月3日まで旧井澤家住宅で開かれていて入館料は200円。
今月26日と27日は会員による甘酒の振る舞いも予定されています。