中心市街地再生支援事業案を了承
伊那市中心市街地プラン策定委員会が中心市街地再生協議会に報告
伊那市中心市街地プラン策定委員会がまとめた市街地再生支援事業案が、26日、伊那市中心市街地再生協議会に報告され、了承されました。
この事業は県の審査を受け、通れば平成23年度から実施されます。
26日は伊那市のいなっせで協議会が開かれ会員およそ20人が出席しました。
事業は、14種類で、予算額はおよそ、1,400万円となっています。
このうち1,100万円は、県と市の補助で残りは地元負担となります。
主な事業として、中心市街地再生の活動や情報の発信、またコミュニティー活動の中核となる拠点施設の設置、中心市街地をステージにした活動の発表の場の提供、商店街逸品認定マップの作成による魅力アップなどがあります。
参加者からは、「商店街に、事業を実行するだけの潜在能力があるのか?」といった疑問や
「後継者がいない、または未定という店が多く事業が継続して行われるかどうかが心配」などの
声があがっていました。
26日は他に再生支援事業を進める伊那市中心市街地再生プラン実行委員会を設置することも合わせて了承されました。
協議会により了承された、再生支援事業案は県に提出され審査に通れば来年度から実施されます。
協議会では、事業が活動基盤となり、継続的な街づくりにつなげていきたいと話しています。