県議選告示1か月前
伊那市区の状況
任期満了にともなう長野県議会議員選挙の告示まで1か月。
1日は伊那市区の状況をお伝えします。
伊那市区では定数2に対しこれまでに3人が立候補を表明しています。
立候補を表明しているのは、現職4期目で無所属の木下茂人さん75歳。
現職3期目で創志会の向山公人さん68歳。
無所属で新人の三石佳代さん34歳の3人です。
木下さんは若者の定住対策や広域医療体制の整備、農業振興などに力を入れたいとしています。
TPPや信州型事業仕分けに対する議論の必要性、県公衆衛生専門学校や上伊那医師会附属准看護学院の充実、県工科短大の誘致などを主な政策に掲げています。
向山さんは、中小企業融資制度の支援など産業振興と雇用対策に取り組むとしています。
また南北地域間格差解消による地域振興や、伊那市の一体化を図る幹線道路網の整備、高齢者などを地域で支えていくための医療と福祉の充実を主な政策として掲げています。
三石さんは、スポーツ、レジャー産業の振興により、地域経済の改善を目指すとしています。
重点政策として、雇用対策や観光開発のほか、鉄道整備、水田、森林の有効活用、商店街の活性化などにより、交流と活気ある街づくりに取り組むとしています。
前回平成19年の県議選伊那市区は、木下さんと向山さん、井口純代さんの3人が出馬し、木下さんが1万4,062票、向山さんが1万2,268票、井口さんが7,523票でした。
今回の選挙では共産党は候補者はたてないとしています。
また民主党は候補擁立には至っていません。
上伊那郡区については2日にお伝えします。
長野県議会議員選挙は、4月1日告示、10日投開票となっています。