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白鳥市長「センター方式ありきでない」

伊那市給食施設の検討委員会設置検討

白鳥市長「センター方式ありきでない」

 伊那市の白鳥孝市長は、学校給食施設について、センター化ありきではないとして、総合的に検討する委員会を今後設置する考えを9日に示しました。
 市議会一般質問で、給食施設のあり方についての議員の質問に答弁したものです。
 白鳥市長は、「給食施設は、集約して複数校の給食を調理するセンター方式ありきではない。初期投資や人件費、ランニングコスト、食育、子育て支援など様々な視点から総合的に検討していきたい」と述べ、各学校で調理する自校方式も視野に入れた給食施設の検討委員会を設置する考えを示しました。
 伊那市の給食施設については、西箕輪小学校と中学校の西箕輪調理場や伊那小学校の調理場が特に老朽化していることから、5年前の行革審議会の答申に基づいて、伊那中、伊那西小、西春近北小も含めた西部地区の給食を集約して調理するセンター化方式が検討されてきました。
 白鳥市長は、取材に対し、「給食は、安全で美味しく、よりコストがかからない方式が一番」と話しています。

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