上伊那和裁連盟が針供養
折れたり古くなった裁縫針に感謝する針供養が10日、伊那市の常円寺で行われました。
針供養は上伊那和裁連盟などが毎年行っていて、この日は会員45人が出席しました。
会員は、針をこんにゃくに刺し、感謝の気持ちを込めて手を合わせていました。
針供養の日は2月8日とされていますが、上伊那和裁連盟では一月遅れの3月に行っています。
連盟の福澤幸子会長は、「針に感謝し、裁縫の上達と業界の発展を祈願します」とあいさつしました。
常円寺の角田泰隆住職は、「針を大切にすれば針も私達を大切にしてくれる。針だけでなく、すべてのものを大切にしてほしい」と話していました。