バランス食など生活習慣病予防学ぶ町保健補導員会 中南信大会で成果披露
高遠町保健補導員会が、このほど松本市の松本文化会館であった中南信地区の第33回県保健補導員会等研究大会(県保健補導員会等連絡協議会など主催)で、生活習慣病をテーマに病態や予防につながるバランス食について学んできた活動を発表した。予防策や生活習慣の見直しを促し、健康管理の大切さを訴えた。
大会は毎年恒例で、中南信地区の各市町村の保健補導員が一堂に会し、活動発表などを通して、問題点を見出したり、今後の活動に生かしている。町保健補導員約35人は、「健康信州ピンチ?さて、高遠町は…」と題して20分間の寸劇を披露した。
メタボリック症候群(内臓脂肪の蓄積により、高血糖、高血圧、高脂血症などを引き起こした状態)をテーマにした学習会の様子から、血管、血液、ヘモグロビン、脂肪などにふんして、高血糖による体内の動きを表現。
メタボリック症候群や予防法のほか、注意を促す歌詞を盛り込んだ替え歌「メタボ四兄弟」も交えながら、保健補導員の一人が家庭に戻って、家族と生活習慣の見直しを決意するまでを演じた。
補導員らは「自分の健康は自分で守ろう」と強調し、バランスのとれた食事や運動の継続など、日々の健康管理の重要性を呼びかけた。