東日本大震災救援物資 被災地へ
東日本大震災の被災者のために伊那合同庁舎に寄せられた救援物資が18日、岩手県へ送られました。
午前10時、飯田合同庁舎で物資を積んだトラックが伊那合同庁舎に到着し、積み込み作業が始まりました。
16日から伊那合同庁舎に寄せられた救援物資は、水15箱、保存食18箱、使い捨てカイロ23箱、幼児用紙おむつ26箱などとなっています。
職員らは、およそ1時間かけて、品目別に積み込みました。
搬送は、長野県トラック協会と長野県石油商業組合の協力で、県全体で5台のトラックを使って行われます。
トラックの運転手は「事故のないよう気をつけて行きたい」と話していました。
これらの物資は、岩手県の救援物資の集積拠点となっている滝沢村に届けられます。
南箕輪村救援物資の一部を発送
南箕輪村は16日からの3日間に住民から寄せられた救援物資の一部を19日、発送しました。
送られたのは、毛布、水、保存食、ブルーシートの4種類です。
これまでに住民から寄せられた物と、村の防災倉庫から緊急性の高い物が送られました。
物資は飯島町が、南箕輪村の物資と合わせて21日に運ぶ予定です。
今後、救援物資の輸送は、陸上自衛隊松本駐屯地に集められ、自衛隊が被災地まで運びます。
なお、伊那合同庁舎、南箕輪村ともに、引き続き救援物資の受付を行っていくということです。