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宮城県の若見さん一家 大芝荘に一時避難

宮城県の若見さん一家 大芝荘に一時避難

 東日本大震災で多くの避難者が出ている宮城県。
 その宮城県の大崎市で被災した若見朝子さん一家が、現在、南箕輪村の大芝荘に一時避難しています。
 若見さん一家は、友人のつてをたよって、現在、南箕輪村の大芝荘に一時避難しています。
 若見さん一家が暮らす宮城県大崎市は県の北部に位置する地域で、津波はなかったものの大きな揺れがあり、地盤沈下で駅が倒壊するなどの被害を受けたということです
 若見さんは災害発生時の状況について「大きな揺れを感じ、この世の終わりではないか、地割れが起きるのではないかと思った。駅は陥没し、中学校は傾き、水も電気も止まってしまった。それでもみんな懸命に生きている」と地元大崎市の厳しい状況を話していました。
 若見さんの住む大崎市も、トイレットペーパー、離乳食、紙おむつ、電池、食料品などの物資が足りていないということです。
 若見さんは「本当に苦しい状況が続く中なんとか生活を送っている。毛布一枚、トイレットペーパー1つでもいいので物資を送ってもらいたい。被災者を、被災地を助けてください」と話していました。
 若見さん一家は21日まで大芝荘に滞在し、その後地元に戻り調達した物資を避難所に届けるということです。

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