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井上井月を偲ぶ句会 句を表彰

井上井月を偲ぶ句会 句を表彰

 伊那市手良中坪の有志でつくる井上井月を偲ぶ句会は20日、年に1度の句会を開き、募集した俳句の中から上位3作品を表彰しました。
 句会は今年12回目で、手良区民から21句が集まりました。
 選定の結果、1位の天位賞には、小松利江さんの句「春泥を残して帰る午後の客」が選ばれました。
 句の選者を務めた伊那市美篶の春日愚良子さんは、「春泥は春の季語。いかにも田舎の光景を表していて、春泥が効いている」と講評していました。
 2位の地位賞には酒井要子さん、3位の人位賞には高橋忠さんの句が選ばれました。
 井上井月を偲ぶ句会は、年1回の句会のほか、吟行、手良地区の祭りに合わせた句の募集などの活動をしています。
 会では、「今後は若い人にも気楽に句を作ってもらえるように呼び掛けていきたい」と話していました。

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