七宝作家猪狩純さん 伊那市に作品を寄贈
太陽の旋律
伊那市長谷の七宝作家猪狩純さんは25日、伊那市に作品を寄贈しました。
25日は、伊那市高遠町の信州高遠美術館で寄贈式が行われました。
寄贈された作品は、縦3メートル45センチ、横3メートル60センチの作品「太陽の旋律」です。
作品は、平成6年に作られたもので、これまでに信州高遠美術館で2回展示されています。
この作品は銅板に鉛が含まれているガラスをのせ、何度も焼きあげて色を付けていくということで、猪狩さんは特に赤い色を出すのが難しかったと話しています。
白鳥市長は「七宝焼の概念を覆すスケールの大きな作品。素敵な作品が加わったことをうれしく思う」と話し、感謝状を手渡しました。
猪狩さんの作品「太陽の旋律」は、伊那市の信州高遠美術館ホールに展示されています。