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西箕輪北部保育園と大萱保育園で閉園式

西箕輪北部保育園は57年の歴史に幕

西箕輪北部保育園と大萱保育園で閉園式

 伊那市の保育園整備計画により統合される西箕輪の西箕輪北部保育園と大萱保育園で25日閉園式が行なわれました。
 西箕輪北部保育園と大萱保育園は、園児数の減少や施設の老朽化により統合され、今年度限りで閉園し、新年度からは、新築された西箕輪保育園での保育運営が始まります。
 27日に行なわれた西箕輪北部保育園の閉園式では、園児の歌にあわせ、プロジェクターに1年間の思い出が映し出されました。
 西箕輪北部保育園は、1954年昭和29年から57年間に699人が巣立っています。
 閉園式の後、城田妙子園長らによって、園の名前が書かれた看板が外されました。
 最後に園児たちが書いた手紙を風船につけて飛ばし、57年間の歴史に幕を閉じました。
 閉園後の園舎は、取り壊さずに後利用を検討していくことになっています。

大萱保育園 閉園式

西箕輪北部保育園と大萱保育園で閉園式

 時代の変遷とともに老朽化が進んでいる大萱保育園は、取り壊して更地にして、借りていた土地を大萱区に返します。
 園舎の壁や黒板、床板には、大萱保育園ありがとうなどといった園児や保育士のメッセージが残されていました。
 最後の卒園式では、18人が小学校での抱負をひとりひとり発表し、リズム室を後にしました。
 この後開かれた閉園式で白鳥孝市長は、「正直さみしい思い。信大や伊那養護学校との交流で、地域に開かれた保育園の伝統を新しい保育園につなげていってもらいたい」とあいさつしました。
 大萱保育園は、1950年昭和25年から60年間に2005人が巣立っています。
 閉園式には、歴代園長も出席しました。
 子どもたちの思い出の写真の上映や大萱保育園の歌「大萱っ子、すてきっ子」を元気に全員で歌い、長い歴史に幕を下ろしました。

西箕輪保育園 4月4日に入園式と開園式

西箕輪北部保育園と大萱保育園で閉園式

 西箕輪北部・大萱のほとんどの子どもが通う新築された西箕輪保育園は、26日竣工式が行なわれる予定です。
 定員は、170人で園児数は、174人を見込んでいます。
 4月4日に入園式と開園式が行われ、園児たちが出来たばかりの新しい園舎に息を吹き込みます。

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