伊那市 新宿区に飲料水など届ける
友好都市からの支援要請に応える
伊那市は、24日に引き続き、給水支援の要請があった友好都市の東京都新宿区に25日、飲料水などを届けました。
1トンの給水タンクと20リットル入りのポリタンク40個を新宿区役所に職員4人が届けました。
25日朝、職員たちが、市役所の備蓄倉庫近くにある消火栓から1トンタンクや20リットル入りのポリタンクに水をつめ準備をしました。
水2リットル入りのペットボトル780本も用意しました。
ペットボトルの水は、乳児のミルク用として、1トンタンクやポリタンクの水は、洗浄用などに使われるということです。
伊那市が新宿区に水を届けるのは、24日に続き2日目です。
市役所で行なわれた出発式で、白鳥孝市長は、「昨日中山新宿区長から感謝してもしきれないというお礼の電話をいただいた。新宿の皆さんが待ち望んでいる水なのでお役にたてるようしっかり運んでもらいたい」と4人を激励しました。
25日は、17日から22日までの間に市民から寄せられた救援物資が自衛隊松本駐屯地に届けられました。
自衛隊の輸送ルートで、岩手県を中心に被災地に届けられます。
市民から寄せられたのは、毛布や粉ミルク、紙おむつなどで、トラック2台分、約6トンになりました。
特に毛布は、59枚、幼児向け、高齢者向けの紙おむつは、合わせて221パックにのぼりました。