西箕輪中生徒 義援金市に届ける
全校生徒・教師から19万円集る
伊那市の西箕輪中の生徒代表が、25日、市役所に全校生徒から募った義援金を届けました。
生徒会長の木下楓平君ら正副会長3人が、現金19万円を届けました。
震災後の14日に全校生徒158人に協力を呼びかけ、各クラスごと募金箱を置いて集めたということです。
生徒たちからは、17万1,971円が集り、教師も協力して19万円にしました。
木下君は、「被災地のみなさんにはあきらめずがんばっていただいて、より強い絆を深め、地域の復興にあたっていただきたい」と話しています。
生徒会顧問の新井いずみ教諭は、「義援金集めは、お年玉を被災地に届けたいという一人の生徒から自発的に生まれた活動。人権宣言を採択している中学校として、人の大切さを考え、人の為に行動するというこうした気持ちを新一年生にも広げていきたい」と話しています。
24日現在までに伊那市に寄せられた義援金は、2,823万4,704円にのぼっています。