西箕輪保育園 竣工式
伊那市西箕輪の大萱保育園と西箕輪北部保育園の統合により新たに建設された西箕輪保育園の竣工式が、26日に行われました。
この日は関係者などおよそ50人が出席し、園舎の完成を祝いました。
白鳥孝市長は「地元の木を使った素晴らしい園舎が完成した。小学校も近いので、保育園、小学校の連携のモデルとして期待している」と話していました。
西箕輪保育園は、平成13年に策定された伊那市保育園整備計画に基づき、大萱保育園と西箕輪北部保育園を統合し新たに建設されました。
園舎は、敷地面積8200平方メートル、延べ床面積1600平方メートルの木造平屋建てで、建設前にこの場所にあったスギやヒノキなどが使われています。
広い園舎の中には未満児専用のリズム室も設けられています。
また、園のすぐ横に西箕輪小学校があり、小学生と交流しやすい環境になっています。
西箕輪新保育園建設検討委員会の赤沼利光委員長は「西箕輪で育った子ども達が西箕輪の良い環境の中で大きくなっていってくれたらうれしい」と話していました。
下平緑園長は「以前からお互い交流していて、みんな新しい保育園を使うのを楽しみにしている。保護者、地域が子ども達を育てていく新たなスタートになれば」と話していました。
西箕輪保育園は、4月4日に開園することになっていて、園児数は現時点で174人を見込んでいます。