伊那市観光(株)宿泊施設キャンセル853人に
東日本大震災後キャンセル相次ぐ
伊那市観光株式会社が運営する4つの宿泊施設は、東日本大震災後、予約のキャンセルが853人となっている事が、28日、取締役会で報告されました。
報告によりますと、地震発生後の3月16日現在の3月と4月の予約とキャンセル状況は次の通りです。
●羽広荘 予約1526人のうちキャンセルが572人
●高遠さくらホテル 984人のうちキャンセルが154人
●仙流荘 予約311人のうちキャンセルが60人
●入野谷 予約261人のうちキャンセルが112人
これらは、春の高校伊那駅伝の中止を受け、高校生の合宿や報道関係者のキャンセルが相次いだ事が大きいという事です。
また、震災後、旅行を自粛する傾向にあり、伊那市観光では、今後もキャンセルが発生すると見ています。