箕輪町野生鳥獣対策協議会 発足
有害鳥獣による被害防止を図る「箕輪町野生鳥獣対策協議会」が28日、発足しました。
28日は、箕輪町文化センターで設立総会が開かれ、町猟友会や農業関係者などおよそ30人が出席しました。
協議会は、野生鳥獣による農作物などの被害発生状況と駆除の実態を把握し、被害防止を図ろうと組織されたものです。
会長には、平澤豊満町長が選任されました。
箕輪町では、ニホンジカやイノシシ、カラスなどによる農作物の被害が年々増加しています。
協議会では、平成20年度に180万円だったニホンジカによる被害額を来年度は120万円に、240万円だったイノシシによる被害額を160万円にそれぞれ減らすことを目標にしています。
平澤町長は「自然環境が変化している中で、野生鳥獣と人間が共生していける地域づくりを進めていきたい」と話しました。