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新年度スタート 入社式

上伊那製造業の2社 震災で「新たな戦い」

新年度スタート 入社式

 伊那市に本社を置く電子部品メーカールビコン株式会社には、今年度18人が新規採用されました。
 西箕輪の本社で行なわれた入社式では、社員や保護者が見守る中、18人が緊張した面持ちで入場。
 東日本大震災の犠牲者に黙祷をささげました。
 登内英夫会長は、会社がこれまで歩んできた歴史を紹介しながら「日本一になりましょうという社是のもと、誠実と信頼を大切にして戦力になってもらい伝統を伝えていってもらいたい。」と話し、「目標がなければ努力はできない」と呼びかけました。
 勝山修一社長は、「100年に一度と言われたリーマンショックを乗り越えたら1,000年に一度の震災があり、新たな戦いが始まった。情報収集、分析、対応を同時にできないと適切な行動はとれないが、それを実感できる時に入社いただけた。」と新入社員を激励。
 新入社員を代表して、松崎祐介さんは、「若い感性を武器に、業界をリードしていく原動力となれるよう全力をつくしたい」と決意表明しました。
 今年度ルビコングループ全体では、48人の新入社員を採用しています。

新年度スタート 入社式

新年度スタート 入社式

 箕輪町に本社を置く電子部品メーカー、KOA株式会社は、今年度42人を新規採用しました。
 向山孝一社長は、「70年の歴史の中で過去に6回の危機があったが、危機を変化点ととらえ、自らを改革し、より強い体質に改善してきている。自由、権利は、これまでと変わらないが、これからは責任を自覚し、義務を勉強して人間力を高め、危機を乗り越えるためのチームプレーを大切にしてもらいたい。」話しました。
 このあと新入社員1人1人が自己紹介を行い、「世界中から必要とされる製品を提供したい」「長野を代表する社員になりたい」「感謝の気持ちを忘れずにがんばりたい」「コミュニケーションを大切にしたい」などと、役員にこれからの抱負を話していました。

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