伊那中央病院の医療救護班 活動報告
3月22日からの4日間 被災地の宮城県石巻市へ
医療救護班として東日本大震災の被災地へ派遣されていた伊那中央病院の医師ら5人が31日、活動の報告をしました。
派遣されていたのは、副院長で地域救急医療センターの北澤公男センター長、看護師2人、業務調整士2人の5人です。
県からの要請を受け、3月22日から25日までの、被災地の宮城県石巻市に派遣されました。
5人は、避難所や救護所などで、治療や健康状態のチェックなどを行いました。
北澤さんは、「現場では、小学校の屋上に流された車や家があるなど信じられない状態だった。現地での医療体制は、統率がとれていて大きな混乱などはなかった」などと、話しました。
県では、4月いっぱいまで派遣を予定していて、伊那中央病院からは新たに2チームが派遣されることになっています。