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昭和のコレクションを村文化祭に展示
村民に準備作業への協力呼びかけも

昭和のコレクションを村文化祭に展示<br>村民に準備作業への協力呼びかけも

 東京の男性が収集し、宮田村の活性化にいかしてほしいと提案している昭和30、40年代の膨大な生活雑貨のコレクションの一部が、来月5、6日に開く村の文化祭で展示されることになった。新聞の切抜きや飲食品のラベル、おもちゃなど数千点。活用法を模索する村民有志が展示にむけて準備作業を行なうが、住民の協力参加を広く求めている。
 宮田村出身の男性の仲介で6月、雑貨コレクターの山本豊之さんが収集品の活用を村に打診。村や村議会は収集品がある群馬県大間々町を訪れ見学した。
 その後、村民有志が中心になり活用法を検討。「とにかく村民に見てもらって、その反響を今後の判断材料にしよう」と村文化祭への展示を決めた。
 高度経済成長時の庶民の文化を物語る収集品だが、紙類が多いため展示には編さん作業が必要。
 多くの人手を要するため、村の広報なども使ってボランティアを広く呼びかけている。
 収集品を取りまとめる準備作業は22日午後1時半と23日午前10時から。展示作業は11月4日午後2時、5、6日の午前9時から。片付け作業は6日の午後4時からで、いずれも展示会場の老人福祉センター2階で行なう。
 「貴重な収集品をどのように活かすのか、作業も通じて皆さんと一緒に考えたい」と有志のひとりでもある赤羽正村議。参加申し込み、問い合わせは役場企画情報係85・3181、赤羽さん85・3270まで。

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