高崎昇平さん・村田裕生さん 日本画展
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、若手日本画家の高崎昇平さんと村田裕生さんによる日本画展が開かれています。
会場には、桜を描いた作品をはじめ風景画など60点が展示されています。
高崎昇平さんは東京都出身で、2000年に、高遠を描いた作品「風景」で、第1回信州高遠の四季展の大賞を受賞しました。
これが縁で今回、母校の東京芸術大学日本画科で共に学んだ諏訪市出身の村田裕生さんと二人展を開きました。
高崎さんは、両親の故郷である岩手県や鹿児島県を描いた風景画のほか、東京新聞に連載した名建築といわれる建物をペンと水彩で描いた原画を展示しています。
村田さんは26作品を出品していて、このうち「桜の道」は今回の展示のために描いたということです。
県内をはじめ日本各地の風景を描いた作品や、アメリカを旅したときに制作し発表した墨絵の作品も展示しています。
高崎昇平さんと村田裕生さんの日本画展は5月15日まで、信州高遠美術館で開かれています。