伊那公園七色弁当 販売
伊那公園の桜の管理などをしている、住民有志グループ伊那公園桜愛護会は、10日、公園で恒例の桜祭りを行い、伊那の珍味を詰め合わせた伊那公園七色弁当を初めて、販売しました。
おかずには、蜂の子やザザムシ、クマ肉、シカ肉等、伊那谷や南アルプスで取れた高級珍味、7品が入っています。
愛護会では普段口にする機会が少なくなった、伊那の名物を多くの人に味わってもらおうと、今年の2月に弁当の販売を企画。
午前9時に受付を始め、1時間程で用意した弁当50個は、予約で売り切れになりました。
新潟県から訪れた男性は、「伊那谷の自然の豊かな恵みを感じる。クマ肉は牛肉よりコクがあり美味しい。」と話していました。
また、会場では、東日本大震災応援カラオケ大会も開かれました。
愛護会では、カラオケ大会で集まった募金や弁当の売り上げ、およそ25万円を、震災の義援金として送る事にしています。
伊藤一男会長は、「震災の影響で全国的に沈んだ気持ちになっている。桜から元気をもらい、その元気を少しでも被災地に届ける事ができれば」と話していました。
伊那公園には、13種類の桜が植えられていて、今は、公園西側の神社境内にあるコヒガンザクラが5分咲きとなっています。