柳沢京子 きりえ展
高遠城址の桜をイメージ
日本を代表するきりえ作家、柳沢京子さんのきりえ展が、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
会場には、今回の作品展のために制作した作品を含め、60点が展示されています。
柳沢さんは、佐久市出身で全国各地で作品展を開催しているほか、海外でも活躍しています。
落ち着いた色調の作品が多い中、さくらを題材にした新作「さくらサクラ」は、色彩あざやかな作品で、訪れた人たちの目を引いていました。
柳沢さんは、「フランスから帰ってきたら震災が発生し、今回の作品展も中止を考えたが、なにを出来るか考え、作品展を開くことで元気を出していただこうと考えた。作品は高遠城址の桜をイメージした」と話しています。
東日本大震災のチャリティーも兼ねた柳沢京子きりえ展は、19日まで伊那市坂下のはら美術で開かれています。