箕輪町職員災害派遣報告・壮行会
東日本大震災の被災地支援のため箕輪町から派遣されていた職員の報告会と、新たに派遣される職員の壮行会が13日、箕輪町役場で開かれました。
派遣されていたのは建設水道課の職員2人で、今月3日から9日まで、福島県須賀川市で、農業集落排水の管の被災状況を調査しました。
報告で唐澤孝一さんは、「地下に埋まっているはずのマンホールが地上に出ているところがあった。被災の状況が大きく、まだ復興がはかどる段階ではなかった」と話していました。
新たに派遣される保健福祉課の職員2人は、16日から19日まで、岩手県大船渡保健所管内の陸前高田市で、被災者の家を訪問して健康相談などを行うということです。
保健師の北條治美さんは、「自分のできることを精一杯やりたい」とあいさつしました。
平澤豊満町長は、派遣活動を終えた職員の労をねぎらい、新たに派遣される職員には「被災地の皆さんのために頑張ってほしい」と激励の言葉をかけていました。