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「六道の堤」の改修工事が完了

タカトオコヒガンザクラを記念植樹

「六道の堤」の改修工事が完了

 伊那市美篶のため池「六道の堤」の改修工事が完了し、15日、記念植樹が行われました。 
 15日は、六道の堤で記念植樹祭が行われ、県や市、地元関係者など30人ほどが参加しました。
 参加者らは、樹齢6縲・年ほどのタカトオコヒガンザクラを2本植えました。
 数年前から、堤から水が漏れるようになり、県や国の補助金・1億5千万円を受け、平成19年度から今年1月にかけて改修工事を行いました。
 水を排出して、粘土質のマットを引き、水が漏れないようにしました。
 六道の堤は、江戸時代末期・今から160年ほど前に、高遠藩主 内藤頼寧の命により作られたため池です。
 高遠町の藤沢川から水をひいていて、六道の堤ができたことで稲作が可能になったため、美篶末広地域に人々が住み着き、末広村ができました。
 現在でも100戸ほどの農家が活用していて、33.5ヘクタールの水田をうるおしています。
 高遠藩の事業のため、堤の周りには、もともとタカトオコヒガンザクラが5縲・0本植えられています。
 堤を管理している末広財産区では、今月3日に、堤の周りに、桜の苗木や水仙の球根を植えました。
 六道の堤のコヒガンザクラは、高遠城址公園と同じ13日に開花したということで、見頃は、17日(日)頃になりそうだということです。

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