伊那まつり実施決定
被災地支援できる工夫検討
伊那市や、伊那商工会議所、などで組織する伊那まつり委員会は、今年の伊那まつりについて、東日本大震災の被災地を支援するアイデアを取り入れるかたちで実施することを20日決めました。
東日本大震災により各地でイベントや祭りが中止となるなか、伊那まつり委員会では今年の祭り開催について意見を交わしました。
出席者からは、例年とは違い被災地を支援できる工夫をしながら実施することが望ましいとしたうえで、復興を願う、リボンをつけての踊りの実施や、被災地の物産品の販売、義援金協力コーナー設置などの意見が出されていました。
委員会では祭り開催への反対意見はなく、被災地を支援するためのアイデアを出し、実施することが決まりました。
被災地支援の内容については、今後実行委員会などで協議することとなりました。
なお上伊那の今年の夏祭りは、20日現在、辰野町のほたる祭りが花火中止など規模を縮小して実施。
箕輪町のみのわ祭りが中止。南箕輪村の大芝高原まつりは、今月25日に実行委員会で正式に決定。宮田村のみやだ祇園祭は実施予定。駒ヶ根市のkoma夏が実施予定。飯島町のお陣屋行灯市が未定。中川村の中川どんちゃん祭りが25日の実行委員会で決定となっています。