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「子どもエコツアー」で環境のこと考える

伊那小6年文組 企業の改善活動を見学

「子どもエコツアー」で環境のこと考える

 「伊那市環境基本計画」の推進母体として伊那市から委嘱された市環境協議会(丸山幸弘会長)は17日、小学生を対象とした「子どもエコツアー」をKOAのパインパーク(箕輪町)など3企業で展開。伊那小学校6年文組の34人などが参加し、各企業の環境改善活動を見学し見聞を広げた。
 初の試みとなる「子どもエコツアー」は、基本計画の活動の一環として、次代を担う子供たちに環境に対する学習の場を提供する目的。7月に市内小学校に呼びかけたところ、日程的に都合があった伊那小が参加した。
 KOAは、工場から出る廃棄物をなくそう窶狽ニいう「ゼロエミッション」活動で、リサイクル率99%を03年から継続して達成。パインパークでは、廃棄物の分別方法などを学び、紙やプラスティックなどのごみを50種類に分別している現場を見学した。
 参加した松澤司君は「学んだことを生かし、家に帰ったらリサイクルをしてみようと思う」と話していた。
 そのほか、市内の家庭から排出された資源プラスティック類の中間処理現場として「信州ウエイスト」や、上伊那広域水道用水企業団「箕輪浄水場」で水質検査の様子などを見学した。

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