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ふるさと就職面接会

求人小売は50人増 製造は20人減

ふるさと就職面接会

 ハローワーク伊那などは、来春大学や短大などを卒業する学生を対象にしたふるさと就職面接会を22日、伊那市の伊那商工会館で開きました。
 面接会には、去年と同じ時期に比べ1社多い40社が参加しました。
 伊那市福島に新規オープンするスーパーの求人増により、求人件数は、去年に比べ50人多い238人となっていますが、主力の製造業では、20人ほど減となる99人にとどまっています。
 会場を訪れた学生の数は、大学生が93人、短大生が33人などの合わせて163人で去年より3人なっています。
 リクルートスーツに身を包んだ学生たちは、興味がある会社のブースで人事担当者などから作っている製品や採用日程などについて説明を受けていました。
 伊那市出身の女子短大生は、「長野市で学んでいるが、地元に戻って働きたい」「東京の学校に通っているが、伊那の風土に包まれて働きたい」と話していました。
 伊那市出身の男子大学生は、「震災で就職に影響が出るとは思っていないが、早く社会に出て、社会や被災地の役に立ちたい」と話していました。
 ハローワーク伊那の柳沢幸所長は、「震災の影響で求人数が今後どうなっていくかは予測できないが、学生たちには、狭い業種にとらわれず視野を広げて就職活動に励んで欲しい」と話しています。

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