伊那弥生ヶ丘高校 100周年記念植樹
明治44年の開校から今年で100周年を迎える伊那弥生ヶ丘高校で23日、記念植樹が行われました。
この日は同窓会員や在校生など50人が参加し、記念植樹が行われ、同窓会の有賀美知子副会長や小田部宙生徒会長ら4人が桜の苗木を植えました。
伊那弥生ヶ丘高校は、伊那実科女学校として明治44年に旧上伊那図書館、現在の伊那市創造館付近に創設されました。
その後、大正9年に高等女学校令を受け、名前を伊那高等女学校と改めました。
昭和24年に近くの高校と統合して現在の伊那弥生ヶ丘高校となり、昭和52年に男女共学となって現在に至ります。
式典の中では、伊那高等女学校時代の校歌と現在の校歌が音楽クラブによって披露され、参加した同窓会員らも口ずさんでいました。
有賀副会長は「100周年は卒業生として感無量。私が入った時は戦後だった。桜をきれいと思えるような平和な日々が今後も続くことを切に願います」と話していました。
小田部生徒会長は「地域の人たちや卒業生のみなさんの支えがあって100周年を迎えられた。新たな10年、100年に向けて頑張っていきたい」と話していました。
伊那弥生ヶ丘高校では、10月に100周年記念式典を伊那文化会館で開くことにしています。