来月8日にチャリティーコンサート
被災地の吹奏楽部を支援
東日本大震災で被災した中学校や高校の吹奏楽部を支援するチャリティーコンサートが、5月8日に伊那市の伊那文化会館で開かれます。
伊那市の東部中学校では、吹奏楽部の生徒達がコンサートに向けて練習に励んでいます。
チャリティーコンサートは、東日本大震災で活動が困難な状況にある学校の吹奏楽部を支援しようと上伊那中学校吹奏楽連盟が企画しました。
東部中吹奏楽部顧問の小林孝行教諭がコンサート開催を生徒達に持ちかけました。
チャリティーコンサートには上伊那の7つの中学校の吹奏楽部の他、伊那北高校、赤穂高校、伊那市消防団音楽隊が参加します。
小林教諭は、津波で楽器が全て水につかってしまった岩手県の陸前高田市にある高田高校の吹奏楽部にメールを送りました。
東部中学校の生徒達は、被災者の人達に元気づけられる曲を選びました。
演奏の中では、生徒達が考えた振り付けも披露されます。
被災した学校の吹奏楽部を支援するチャリティーコンサートは、5月8日の午後1時から伊那文化会館で開かれ入場は無料となっています。
当日は募金箱を置く他、コンサートの様子を録画したDVDを販売しその売り上げの一部を寄付することになっています。
小林教諭は使っていない譜面台や楽器のケースがあったら譲って欲しいと市民にも呼び掛けています。