伊那中学校体育館の屋根吹き飛ばされる
伊那地域で最大風速13メートル
27日の伊那地域は、最大風速13メートルの強い風が吹きました。この風の影響で、伊那中学校の体育館のトタン屋根の一部が吹き飛ばされる被害がありましが、生徒にけがはありませんでした。
吹き飛ばされたのは、屋根の一番上の棟と呼ばれる部分で、長さ4mのものが2枚外れました。
27日午前10時頃、屋根の一部が外れて飛ばされているのを教室の中にいた生徒と職員が発見したという事です。
屋根の一部は隣にあるサッカーゴールのあたりまで飛ばされましたが、グラウンドでは授業が行われていなかったため、生徒にけがはありませんでした。
長野地方気象台によりますと、この風は、高気圧と低気圧に挟まれ気圧の差が大きくなったことによるもので、27日午前10時38分に全県に強風注意報を出して注意を呼びかけています。
この風は、27日の夜の始め頃まで続くという事です。