村指定の文化財盗まれる
歴史的価値江戸時代の「十二神将」
南箕輪村神子柴の白山社境内の薬師堂に収められている村の指定有形文化財「十二神将」が盗まれていたことが6日わかりました。
盗まれたのは、南箕輪村神子柴の白山社の薬師堂の中に収められている「十二神将」です。
十二神将はこれまでに1体が失われていて、今回、11体のうち4体が盗まれました。
4月28日に神子柴区の役員が盗まれているのを発見し、南箕輪村に知らせ、村はその日のうちに伊那警察署に届け出ました。
この「十二神将」は、江戸時代文化13年、1816年に木曽の仏師、加藤喜置が作ったものとされ、歴史的価値があることから、平成5年に村の有形文化財に指定されました。
村では「村の歴史的遺産なので返してもらいたい」と話しています。