県道西伊那線通行止め解除に
降雨続き土砂崩落の危険で通行止め
このところの雨で伊那市美篶の県道西伊那線で法面の崩落の危険性が高まったため、伊那建設事務所は、300メートル区間を11日夜から通行止めにしました。
12日、午後4時15分に通行止めは解除となりました。
伊那建設事務所によりますと、通行止めになったのは、伊那市美篶の県道西伊那線の約300メートル区間です。
雨が続き、県道北側の法面の崩落が懸念されたため、昨夜9時に通行止めにしました。
道路に面した住宅2世帯、4人が自主避難しました。
12日は、朝から倒木の恐れがある立木を除去する作業を行いました。
土砂崩落の危険があるのは、県道北側の最大斜度60度の法面で、県道に沿って30メートル、高さは、3メートルの範囲です。
立木の除去にあわせて、柵の補強も行い、雨も小康状態になったことから、今日の午後4時15分に通行止めは解除されました。
今回の雨で、伊那市高遠町の山田河原駐車場が一部浸水したほか、南アルプス林道バスは、12日朝から運休しました。
安全確保のため、林道をパトロールし、13日の朝に運行を再開するか判断するということです。
長野地方気象台によりますと、雨は、いったん小康状態となっていて、13日未明に寒冷前線の通過により一雨ありますが、その後は回復に向かい日中は、晴れ間ものぞくということです。