イベントチーム 笑龍が防災考える
伊那市のイベント企画チーム「笑龍」は、東日本大震災を受けて、震災についての備えや、自分達に何ができるか考えようと、12日夜、勉強会を開きました。
12日夜は、笑龍のメンバーや一般など12人が参加しました。
笑龍は、イベントを企画し、地域を元気にしようと活動しているグループです。
3月11日の東日本大震災を受けて、今年は、防災・ボランティアをテーマに活動する事を決めました。
勉強会初回の12日は、伊那市の危機管理課防災係の小牧学さんを講師に招きました。
小牧さんは、互いに手をつなぎ合って気持ちを送りあうというネイチャーゲームを紹介し、参加者が挑戦しました。
小牧さんによると、「手をつなぐというのは、知り合い同士でも普段は恥ずかしいものだが、災害時には、まったく知らない人と手をとりあう必要が出てくる。手をすんなりとつなげることは、意識が高い証拠」と話しました。
また、会のメンバーから、事前に出されていた、災害についての質問に答えました。
美和ダムが決壊したらどうなるのかという質問には、「実は、災害に関する市役所に問い合わせで最も多いのが、美和ダムについての質問。美和ダムはマグニチュード7.8までは耐えられると聞いている」と答えていました。
勉強会では、伊那市の防災マップを見て危険箇所を確認したり、情報の入手の仕方などを確認していました。
笑龍では、今後、防災について学んだり、キャンプなどを通してサバイバル技術を学び、ある程度の技術が身についてから、被災地でボランティア活動を行なうとしています。