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KOA中間決算
連結売上高、前年比6%減の238億2200万円

 KOA(本社・伊那市、向山孝一社長)の06年3月期の中間決算(連結)は、売上高が前年比6%減の238億2200万円、経常利益が同4・7%減の18億800万円、純利益が同27・4%減の9億6100万円だった。21日に発表した。
 北米の販売子会社の主要取引先が米国連邦破産法第11条の適用申請を行い、会社更生手続きに入ったことをうけた、特別損失2億5700万円も計上されている。
 同社では、原油高やデジタル関連の在庫調整などマイナス要因はあったが、世界的に景気は底堅く概ね順調に推移し、電子部品業界も第1四半期の在庫調整による受注の低減も、第2四半期も回復基調が鮮明になっている窶狽ニ見ており、その中で固定費の削減・高付加価値製品の拡販・品質向上などの収益性向上の試みと、低温焼成セラミックス多層基盤のインクジェット法による微細配線形成技術などの研究開発を進めてきたことの結果が、中間決算に出ているとしている。

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