被災地での花火打ち上げ検討へ
第39回伊那まつりの、正副委員長事務局長会議が17日、伊那市役所で開かれ、東日本大震災の被災地での花火打ち上げを検討していくことが確認されました。
会議には、市民おどりや、おまつり広場など各委員会の委員長など、約60人が出席しました。
伊那まつりのなかで実施される大震災復興支援にかんする取り組みなどが報告されました。
このうち花火委員会から花火大会について、去年並みに実施するとの報告があったほか、被災者を励まそうと被災地での花火打ち上げが意見として出されました。
一方で、被災地での実施により、伊那での花火が小規模になりスポンサーが減少するのではないかという、心配の声もあがっていました。
会議では被災地での花火打ち上げについて、実施するかどうかをはじめ、打ち上げる自治体や、規模などを伊那まつり正副会長会で検討することが確認されました。
各委員会からは、ほかに義援金箱の設置や、被災者の祭りへの参加など、復興支援への取り組みのほか、サブテーマを「心をひとつに結がんばろう日本」とすることなどが報告されました。