南原住宅団地内焼却灰今年度掘削工事へ
南箕輪村土地開発公社は、南原の住宅団地内の焼却灰問題について、今年度中に掘削工事を始めます。
23日は、南箕輪村役場で土地開発公社の理事会が開かれ、南原住宅団地内の焼却灰除去について経過報告や、今後の予定が示されました。
南箕輪村では、昭和62年頃、南原住宅団地造成地を、一時的に、伊那中央清掃センターから出た焼却灰の処理場として提供していました。
平成19年に、下水道工事でこの焼却灰が見つかり、村では、現在の法令に基づき、除去する事にしました。
地下に焼却灰が埋まっていると考えられる、7世帯は、去年の年末までに移転が終わり、家屋の取り壊しが終了しています。
今後、土地開発公社では、ボーリング調査等を行い、今年度中に除去工事を始めたいとしています。
費用については、当時、伊那中央清掃センターにゴミを搬入していた、伊那市や箕輪町、南箕輪村の3市町村で負担する事になっています。