地域防災について考える

地域防災のあり方について考える防災研修会が今日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター開かれました。
研修会は自主防災組織の必要性や、災害が起きたときの行動などについて考えようと伊那市が開いたもので会場には約150人が集まりました。
研修会では今年4月に新たに設置された伊那市役所危機管理課の埋橋進防災係長が、話しをしました。
埋橋係長は大災害が発生した場合、行政や消防、警察などは迅速な対応がとれないことや、個人の力では限界があるとして、自主防災組織の重要性を訴えました。
また自主防災組織は、災害情報の収集、消火活動、災害弱者の安全確保など、役割をはっきりさせ対応することが大切だと話していました。
市では防災意識が高い地域は被害が小さい。普段の近所付き合いが防災への大きな力になるとしています。