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原発事故・放射能汚染学ぶ

原発事故・放射能汚染学ぶ

福島第一原子力発電所の事故による、放射能汚染問題について考える勉強会が、25日、南箕輪村の村民センターで開かれました。
福島第一原子力発電所からおよそ40キロ離れた、福島県飯館村で、21日に採取された土壌の放射線量を測定すると、測定器のから大きな音が出ていました。
勉強会は、南箕輪村の住民グループチームグリーンみなみみのわが、原発や放射能汚染について理解を深めてもらおうと開いたもので、会場にはおよそ70人が訪れました。
講師の原富男さんは、このグループのメンバーの一人で、長年チェルノブイリ原発事故の被災地で被ばく者の支援や農地の浄化等の取り組みをしています。
原さんは、飯館村の土を前に、「福島で今、やるべき事は、放射線の測定を細かく行い、危険箇所を把握する事。体内に放射性物質を取り込む前に、表面の土を取り除くなどの対策が必要」と話していました。
また、「チェルノブイリは、25年が経過した今も、土壌の汚染に多くの人が苦しんでいる。福島は放射能汚染の解明、解決、生活の手段などをチェルノブイリに学ぶべき」と話していました。

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