住民情報保管先検討へ
上伊那情報センター
上伊那広域連合の白鳥孝連合長は、上伊那情報センターが保管している住民情報について、被災した場合に消失するなどのリスクがあるとして、新たに別の保管先を検討していくとの考えを示しました。
これは、30日開かれた、上伊那広域連合議会で示されたものです。
情報センターが保管している、住民情報などのデータは、毎日バックアップをとり、センター内の耐火金庫に保管しています。
また週1回、前週末のバックアップを市内の銀行の貸金庫に保管しています。
しかし、この地域が同時に被災した場合、データが消失するリスクがあるとして、新たな保管先を検討します。
情報センターは、現状、震度6強の耐震構造となっていますが、非常用発電設備がなく、電気が止まると全てのシステムが停止し、復旧もできない状態だということです。
このことから今後、非常用発電設備の設置についても検討していくとしています。