農業で自立目指し実践塾
今年度は新規就農者17人が参加
農業を始めて5年未満の人を対象にした新規就農実践塾が27日からスタートしました。
新規就農実践塾は、上伊那農業改良普及センターが、毎年開いている実践的な農業講座です。
今年度は、Iターンで就農した人や農業法人に就職した若者、経験が浅い若手農家など17人が受講します。
年代は、10代後半から40代後半までと幅広く、扱う品目も、水稲や果樹、野菜、畜産などと様々です。
この日は、病害虫や農薬の基礎について学びました。
今後は、ひと月にほぼ2回のペースで、作物別の生産技術や帳簿管理、経営計画の立て方などといった農業経営についても学んでいきます。
農業改良普及センターでは、受講者のニーズに沿った柔軟なカリキュラムで対応したいとしています。
センターの大島誠次長は、「今農業は、高齢化や担い手不足でピンチだが、皆さんにとっては、大きなチャンス。切磋琢磨して、このチャンスを生かしてほしい」とあいさつしました。