環境アセス 環境現況調査6月1日から
上伊那広域連合は、新しいごみ中間処理施設の建設に伴い、環境影響評価、環境アセスメントの過程となる環境現況調査を6月1日から始めます。
31日は、上伊那広域連合の職員をはじめ、調査を行う委託業者など10人が参加し、機器の点検を行いました。
現況調査は、大気や振動、悪臭など15項目の情報を収集します。
このうち、1日からは、地上気象の調査とボーリング調査を実施します。
地上気象の調査は、候補地となっている富県天伯水源付近をはじめ、およそ半径2キロ前後の新山小学校、美篶支所など8カ所で風向や風速を24時間365日観測します。
また、春、夏、秋、冬にGPS機能付きのバルーンをあげ、地上から上空1500メートルまでの気象の調査を行います。
地質を調べるボーリング調査は、候補地の東側など3カ所で行います。
オオタカやハヤブサなど希少猛禽類の営巣の調査は、候補地から半径1キロの範囲で実施します。
上伊那広域連合では、7月には一般向けの現地見学会を行う他、上伊那広域連合のHPなどで中間報告の掲載も予定しています。
来年度中に準備書、評価書を作成することになっています。